2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

奨学金講演の依頼が続かないFPからの相談 高校の先生はそんなところも見ている

「奨学金講演の依頼が1回だけで、後が続かないがどうすれば良いか?」という 相談をFPから受けました。 生徒、保護者、教職員に「役立つ」講演をするしかないと思います。 また、初めから「失敗しながら上達します」では、受講者に失礼だし、高校に迷惑が…

奨学金なんてもう古い? 保護者は大学や専門学校に何を求めているのか?

保護者と個別相談をしていると感じるのは、子どもが勉強しようとしている 学部や学科には、実はあまり関心をもっていないということだ。 身も蓋もない話をすると、保護者の希望は、「なるべくレベルが高くて (学費の払い甲斐がある)、なるべく学費が安い」…

【高校の教職員向け・業務連絡】2021年度の奨学金講演の適切な開催時期について

2021年度の奨学金講演の適切な開催時期について、お問合せを度々いただいて おります。 PTA総会の開催に合わせた、3年生の5月頃が最も多いですが、2021年度は 「なるべく早く」とお答えしています。 その理由は、コロナと不況対策です。 「3年…

授業のオンライン化は進むのか?

このような状況なので、授業のオンライン化は喫緊の課題だ。 そのため、「国策銘柄」として、関連する企業の株価は上昇している。 しかし、私は懐疑的だ(一部の企業だけが予算を独占する訳ではないであろうことは 現場を見ていて思うから)。 誤解の無いよ…

学校独自の奨学金をぶっ壊せ! アフターコロナではゼロベースでの奨学金設計が求められる

個別相談をしていると、不況の到来を感じる。 「鳴り物入り」で始まった、日本学生支援機構の給付型奨学金や授業料等の減免制度 も、蓋を開けると不採用が多く(採用でも減額された高校生が多くいた)、 あてにすることはできないことが明らかになった。 そ…

もしコロナ不況が原因で大学受験を諦めるのであっても 今後を悲観することは全くない

「大学受験を諦めようかと思う」 予想をしていた相談が出てきている。 来年はこのような相談が増えるだろう。 個人的には、諦めることはおすすめしないが、どうしても諦めなくてはいけない 事情もあるだろう。 その場合は、通信制大学に入学しておくとよい。…

「法学科と法律学科の違いは何ですか?」奨学金講師でもこんな質問を受けることがある

「法学科と法律学科の違いは何ですか?」 高校生と個別相談をしていると、こんな質問を受けた。 つぎのように答えた。 法律学=法律 法学=法律+慣習や先例など ということは、法学の方が広い概念であると言える。 しかし、考えてみれば、当の法学部の学生…

来年は私立高校からのご依頼が増えるのではないか? 「無理をしている」保護者は意外と多い

ある私立高校から奨学金講演のご依頼をいただいた。 ご要望をお聞きしていると、「例年、進路の話ばかりなので、本当は必要無いが マンネリ化を防ぐために、会議で今年は奨学金になった」とのこと。 奨学金は初めてだそうで、ご担当の進路指導の先生も、失礼…

高校生たちは、答えのない「これから」をサバイバルしてゆく 講師の個人的な話なんて役に立たない

奨学金やキャリア分野を問わず、私の経歴が少し珍しいからなのか(理由を聞いた ことはないけれど)、「長尾先生のご経験を講演に入れてください」とご要望を いただくことがある。 しかし、「講師の個人的な話は役に立たない」と考えているため、原則として…

国の教育ローンが最も有利とは言えないことがある

奨学金講演を受講されている方の中には、ご自身やご家族が、銀行や信用金庫などに 勤められていることがあります。 「普通は」最も有利と言えるため、教育ローンについては、日本政策金融公庫の 「国の教育ローン」についてのみ解説することがほとんどです(…

入学費が用意できていない高収入の家庭が増えている

入学費が無かったり、足りない場合は、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の 利用を検討するのが一般的だ。 しかし、その性格上、年収の上限がある。 そのため、高収入の家庭の場合、利用できないことがある。 ところで、最近は、入学費を用意できていな…

高校の先生はコロナで気づいた 「あんな奨学金講師だったら動画で代替えできる」

今春の奨学金講演は、多くが中止になりました。 弊所では延期もありましたが、毎年ご依頼いただいている高校です。 お聞きしていると、講演どころか、教職員が行う申込説明会の開催も 難しかったそうです。 ここ数年は、台本の棒読み、総合型選抜さえ知らな…