2018-01-01から1年間の記事一覧

高校生の進路の選択肢を増やすプロジェクトの準備を進めています

日本学生支援機構の給付型奨学金の大まかな内容が報道されました。 まだ問題はあるものの、意欲のある高校生には、追い風が吹いていると言えます。 ところで、「高校生の進路の選択肢を増やすプロジェクト」の準備を進めています。 なかなか前に進みませんが…

来年の奨学金のトレンドは?

給付型奨学金の具体策が報道されています。 20年4月から実施するとのことですが、予約採用を考えると、来年の奨学金の トレンドは「給付型」でしょう。 今よりも対象はかなり増えると思われるため、「資産の申告書」などで散々苦労 された高校の先生や職員の…

「国の教育ローン」の申し込みでは、普段からまめに記帳をしておくことが求められる

インターネットバンキングの普及により、記帳をする機会が減っている方も多くいる かと思います。 しかし、一定期間記帳をしていないと「合計記帳」となり、明細が印字されないこと があります。 合計記帳となった際は、銀行に連絡をして「合計記帳明細」の…

高校の先生が、奨学金の申し込みで保護者からのトラブルやクレームを減らす、無くすには

日本学生支援機構の奨学金の予約採用は、高校で申し込む必要があります。 そのため、高校では、プリントを生徒に配布したり、ホームページに載せたり、 メールを送ったりなど、さまざまな手段で保護者に周知を行っています。 多くの高校では、生徒にプリント…

地方の大学であれば安く済むのか?

高校の先生と話していると、度々話題になるのが「地方の大学であれば安く 済むのか?」ということです。 先生曰く、「都会は高いので地方の国公立大学を希望する保護者が多い」 しかし、アルバイトが少なかったり、時給が安く、就職活動なども考えると 「結…

奨学金という言葉は「給付型」だけに用いるようにすれば、日本学生支援機構への批判も少しは弱くなるかもしれない

以前に比べると、奨学金は「借金」であるという認識が広がっていると感じます。 しかし、日本各地の高校の先生は苦労されています。 そのため、貸与型の奨学金について説明する際は、借金であることを強調しています。 利息付きである2種の割合が無利息の1…

高校の先生も奨学金の受付で保護者の個人情報を扱いたくはない

奨学金の受付に際し、高校の先生は保護者の個人情報を扱います。 そのため、苦労が多いとお聞きします。 保護者の個人情報を扱いたいと仰る高校の先生にお会いしたことは一度もありません。 「扱いたくない」というご意見ばかりです。 保護者としても、個人…

定員の抑制で、今は持ちこたえている都市部の大学であっても、それはあくまでも 「特需」によるもの

先日、大阪のある大学を訪問しました。 その大学は勢いがある、いわゆる「勝ち組」に位置します。 しかし、それでも、所々に少子化の影響を感じずにはいられませんでした。 「勝ち組」の大学でもそんな状態です。 各地の大学も訪問して見ていますが、ここで…

収入は高いが、入学費が用意できていない場合はどうすれば良いのか?

「収入は高いが、入学費が用意できていない場合はどうすれば良いのか?」といった ご相談をうけることが度々あります。 教育ローンの中でも、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は、代表的なものであり 有利です。 しかし、申込要件が、年収〇〇〇万円「…

なぜ日本学生支援機構の奨学金の申し込みは複雑で分かりにくいのか?

日本学生支援機構の奨学金の申し込みは複雑で分かりにくいです(だから私の仕事が あるとも言えます…)。 生徒や保護者だけでなく、高校の先生でも理解に苦しまれています。 なぜ日本学生支援機構の奨学金の申し込みは複雑で分かりにくいのか? それは、「日…

弊所への奨学金講演をご希望の高校の先生へ

このブログは、多くの高校の先生にご覧いただいていますが、奨学金の講演のご要望も ございます。 費用につきましては、弊所のお取引先様を通じてご依頼いただくことにより、ご負担が 不要になる場合がございます。 そのため、ブログのはじめにあるメールア…

車内の学校広告は、高校で仕事をする講師にとって宝庫

弊所は、近畿FP事務所という屋号ですが、近畿圏を中心に活動しています。 しかし、幸い日本各地からご依頼をいただくため、新幹線や飛行機といった交通手段を 利用することが多くあります。 もちろん、在来線に乗ることも多くありますが、車内の学校広告は…

奨学金の返済を逃れ続ける「裏技」が報道されていますが

奨学金の返済を逃れ続ける「裏技」が報道されています。 「遂に出たか」というのが感想です。 10年ほど前に、私も通信制の大学に編入して卒業した経験があるため、 「死ぬまで学生を続ければ払わなくても済む」と在学中に思ったものです (奨学金以外にも…

授業料は返ってきても問題は「その時期」

入学を辞退すると、ほとんどの場合入学金は返ってきません。 授業料などは期日までに辞退すると返ってくるのが普通です。 しかし、問題は「その時期」です。 大学などによっても異なりますが、5月頃になるかと思われます。 そのため、返ってくるまでの間の…

学園祭と普段のキャンパスは雰囲気が違うもの

学園祭の季節です。 学園祭に併せてオープンキャンパスを開催する大学がありますが、学園祭は 「祭り」です。 そのため、普段のキャンパスとは雰囲気が違うものです。 普段のキャンパスとオープンキャンパスは雰囲気が違います。 普段のキャンパスでさえも、…

進学が不利な地域、交通が不便な地域を重点に業務をしてゆきたい

先日、山形県鶴岡市にある高校様を今年も訪問させていただきました。 進学校なだけでなく、文化人などを多数輩出し続ける素晴らしい高校様です (人も地域も)。 大阪市から鶴岡市までは、飛行機や新幹線などいくつかの移動手段がありますが、 かなりの時間…

今の高校1年生の生徒と保護者は、勉強だけでなく学費の面でも大きな変化と向き合うことになるが…

2020年度からは新テストが始まりますが、無償化や学費の後払いなども議論されて います。 そのため、勉強だけでなく学費の面でも、今の高校1年生の生徒と保護者は、大きな 変化と向き合うことになります。 また、給付型の奨学金も大きく変わることが予…

現場で生徒や保護者に向き合われている、日本各地の高校の先生にご理解と支援をいただきたい

生徒や保護者と話していると、高校の先生の意見は生徒の進路に大きな影響を及ぼすと 改めて感じます。 一方、高校の先生は「自信をもって進学の後押しをしたい」と仰られます。 その問題の多くは金銭に行き着くのですが、あくまでも奨学金や教育ローンはツー…

新規事業の準備を進めています【クラウドファンディングを募集します】

・下宿が必須、自宅通学が困難な高校生の進路の選択肢を増やす・マンションの空き家問題の解決 という異なる二つの問題から「困っている人や組織をつなぐ」事業を行って ゆきます。 詳しい事業内容については、改めて公開してゆきます。 資金調達の方法とし…

新規事業の準備を進めている理由【マンションの空き家問題の面から】

空き家が社会問題になっています。 特にマンションは「区分所有」という性格から、他の管理組合員に影響が及ぶため、 戸建よりも問題は深刻といえます。 中には「売りたくはない。貸して維持をしたい」という需要があるものと思われます。

新規事業の準備を進めている理由【教育資金の面から】

進学費用の相談を保護者や生徒から受けていると、「下宿」についての悩みが多く あります。 下宿をすると通学の倍くらいの費用が必要です。 そのため、多くのご家庭では、奨学金や教育ローンを多く借りることになります。 しかし、それでは問題の根本的な解…

宅建試験は、難しい問題でも簡単な問題でも「同じ1点」

宅建試験は約7割(35点前後)の得点が、合格の目安になります。 一見、ハードルが高く感じますが、簡単な問題や知っているだけで解ける問題は 毎年25問くらいはあるものです。 難しい問題でも、簡単な問題でも「同じ1点」です。 いくら難しい問題(捨…

新事業開始の準備をしております

「下宿が必須、自宅通学が困難な高校生の進路の選択肢を増やす」プロジェクトの 開始を準備しております。 詳細につきましては改めて公開させていただきます。

2年生でも予約採用を申し込めるようにすべき

労働金庫では、国の教育ローンの審査が下りなかった方を対象に、入学時特別増額貸与 奨学金を担保にして、最高50万円までの入学時必要資金融資を申し込むことができる 制度があります。 しかし、現行の予約採用の制度では、AO入試や推薦入試のような、早…

親に勝る奨学金の講師はいない

「奨学金は借りるよりも返す方が大変」というのが私の実感です。 日本学生支援機構の奨学金は、3か月滞納すると個人信用情報機関に登録されて しまいます。 住宅や自動車のローンが組めない、クレジットカードが作れないといったことが、 現代の信用社会を…

日本学生支援機構奨学金の2回目募集は「予備的」な扱いをしている高校が多くある

秋になると、日本学生支援機構奨学金の2回目募集が始まります。 建て前は、春と秋の年2回募集を行うことになっていますが(予備回もありますが ここでは割愛します)、募集は高校に任されています。 先生の負担と責任がかなり大きいため、「なるべくしたく…

質疑応答や個別相談で事情を聴いて、はじめてお答えできることがある

奨学金の説明会では、ご依頼いただいた高校や大学などの事情に合わせた内容にさせて いただいておりますが、説明会という性格上、どうしても割愛させていただくことが あります。 そのため、質疑応答や個別相談で事情を聴いて、はじめてお答えできることがよ…

親が入学費を用意できていないみたいです。どうすれば良いでしょうか?

「親が入学費を用意できていないみたいです。どうすれば良いでしょうか?」 高校生からこのような相談を受けることが度々あります。 親に遠慮をして聞くことができない…。 先生にはわからないと言われた…。 八方塞がりな高校生たちの不安を減らしてゆかなけ…

高校生や保護者は知識ではなく「どのようにすれば進学できるのか」を知りたがっている

ファイナンシャルプランナーから、奨学金についての質問を受けることがあります。 その多くは、実務では聞かれたことがない、滅多に聞かれないことについてです。 また、知らなくても問題が無い枝葉末節なことです。 ところで、大人顔負けなくらいに(もちろ…

大阪府堺市が生活保護世帯の中高生向け応援冊子を作成したとのことです

大阪府堺市が生活保護世帯の中高生向け応援冊子「ココから!」を作成したとの ことです。 ケースワーカーが担当世帯に配るとのことですが、PDFでも見ることができます。