ほとんどの奨学金講師の仕事は、近うちに無くなるはずだ

先日、高校で講演を終えて個別相談をしていると、保護者が近づいてきた。

質問かと思ったら、「いえ、違います。実は、この前、知人に紹介されたFPに

教育資金の相談をしたのですが、素人同然でした。

事前に教育資金について聞きたいと希望を伝えていたのに…。

対応できないなら、初めから断ってくれたら、時間を無駄にしなかったのに。

FPだけでなく、奨学金の認定講師と聞いていたから信用したのです。

保険を扱っているそうで、友達を紹介してくれと言われましたけど、あれでは

紹介できないですよ。

今日の講演で全て疑問が解決しました。

それどころか、こんな方法もあるんだと驚いたし、安心しました」

ところで、「長尾先生を友達にご紹介したら、対応してもらえますか?」と聞かれた

ものの、「嬉しいお話ですが、それはできません」と答えた(長尾を講演に来校させろ

とPTAで進路指導の先生や教頭先生などにご要望いただければ幸いです)。

高校での講演や個別相談で、仕事を得ることは一切していないし、

それは、利益相反行為であり、許されないことだからだ。

理由は(いくつかある)ここでは書けないけれど、ほとんどの奨学金講師の仕事は、

近いうちに無くなるはずだ。

それが、生徒のため、保護者のため、先生のためだと思っている。

 

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