入学費が無かったり、足りない場合は、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の
利用を検討するのが一般的だ。
しかし、その性格上、年収の上限がある。
そのため、高収入の家庭の場合、利用できないことがある。
ところで、最近は、入学費を用意できていない高収入の家庭を見かけることが
増えていると感じる。
その場合は、銀行などの教育ローンの利用を提案することになる。
高収入の家庭でも「厳しい」ことが、実はあったりする。
来年は、高収入の家庭の相談が増えるのではないかと予想している。
入学費が無かったり、足りない場合は、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の
利用を検討するのが一般的だ。
しかし、その性格上、年収の上限がある。
そのため、高収入の家庭の場合、利用できないことがある。
ところで、最近は、入学費を用意できていない高収入の家庭を見かけることが
増えていると感じる。
その場合は、銀行などの教育ローンの利用を提案することになる。
高収入の家庭でも「厳しい」ことが、実はあったりする。
来年は、高収入の家庭の相談が増えるのではないかと予想している。
今春の奨学金講演は、多くが中止になりました。
弊所では延期もありましたが、毎年ご依頼いただいている高校です。
お聞きしていると、講演どころか、教職員が行う申込説明会の開催も
難しかったそうです。
ここ数年は、台本の棒読み、総合型選抜さえ知らない、実務経験が乏しい講師
が来たためクレームが入り痛い思いをしたと耳にしています。
今年は動画で代用した高校もあったみたいです。
高校の先生はコロナで気づいたと思います。
あんな奨学金講師だったら動画で代替えできる、と。
ところで、来年の講演のご相談をいただいていますが、
・その場で質疑応答ができる(進学校に多い難易度が高いものでも)
・複雑な悩みを抱える家庭に対応できる
・現在進行形で話せる(最新の教育事情と制度改正を把握している)
・「あなたの場合は」どのようにしたら良いのか具体的な道筋を示す
ことができる
などができる奨学金講師であれば、今後もライブでの依頼があると、
先生からのご要望をお聞きしていると感じます。
高校生のみの個別相談だと、「あなたの場合であれば、3年生の夏頃までに○○万円
くらいが必要になるので、家に帰ったら念のため保護者様に伝えておいてください」
と話すことがある。
そうすると、高校生は「…入学費はあるとは言っているけれど、本当にあるのか、
実はそこが不安で…」「本当は聞きたいけれど…入学費は用意できているかなんて
悪くて親に言えない」
「信頼している高校の先生に相談しても、どうしたらいいのか分からないと言われた」
生まれてからずっと不景気しか経験していない今の高校生は、親の経済状況を
機敏に察している(アベノミクスなんて、ほとんどの高校生には別世界のことだ)。
今年の個別相談の特徴は、高校生は「不安になってきている」と言える。
先日の夕方に、ある高校の先生から、私の携帯電話に連絡があった。
「生徒が困っている。なんとか助けてやってもらえないか」
毎年ご依頼いただいている高校なので状況は把握しているが、不穏な状況になっている
とのこと。
来年は、各地の高校で、何らかの「想定外のことが起こる」と覚悟している。
ところで、「アルバイトして学費を貯めて進学させればいいのでは?」という
意見を聞くことがある。
高校の先生だけでなく、「お金の専門家」であるFPでも同じことを言ったりする。
しかし、フルタイムで働いたとしても、アルバイトで稼ぐことができる入学費は
しれている。
また、その間、勉強もしなくてはいけないし、生活費だって必要だ。
そのアルバイトも、減ったり、いきなり無くなるかもしれない。
私自身も1年浪人しているため、1年や2年の遅れは大したことではないということは
分かっている。
本人が希望しているのであれば良いが、不本意なのであれば問題だ。
若い他人の貴重な人生に対して、そんな無責任なことを言ってはいけないと思って
いる。
こんな状況でも、進学を諦めさせないようにする。
私がしなくていけないことは、これだと思っている。
教育資金の個別相談をしていると、昨年までは無かったようなことを
相談者が口々にするようになってきている。
不況の足音が聞こえてくる。
それらへの対策を、今後の講演で話せるように、配布資料に盛り込んだり
できるように準備している。
ところで、なんだかんだと不況に強い教育業界。
過去を否定して、必死になって動かなければ、来年以降は意外なところが
倒産しても不思議ではないと思っている。
奨学金の申し込みは終わっているのに、なぜかブログのアクセス数が減らない。
例年であれば、奨学金の申し込み期間が終わると減るが、今年は減らない。
また、アクセスを分析すると、FP(スカラシップアドバイザー)のアクセスも
減っている(というより激減)と思われる。
アクセス数が減らないのは、以前から多い高校の先生に保護者が多くなったから
だろう。
おそらく、コロナで今後が不安だからではないだろうか?
毎年ご依頼いただいている高校から、来年のご相談を既に数件いただいている
けれど、総じて「不況対策を」とのリクエストがある。
また、講演会場での質疑応答だけでなく、個別相談をして欲しいとのご要望も
(リストラなど知られたくない機微な悩みが増えるから)。
精神論を一切排除した、「実用性に徹底的に拘った」奨学金講演の準備を
来年に向けてしているところだ。
9月25日(金)15:30から ハピリン内福井市にぎわい交流施設ハピテラスにて、
「高校生と保護者のための秋季進路・進学ガイダンス」が開催されます。
http://www.o-kini.net/guidance2020.html
予約などにつきましては、上記リンクからお問合せ願います。
当日は、専門員として個別相談を承ります。
また、「学費・奨学金特別講演」も18:00から開催されます。
ぜひご来場いただければ幸いでございます。
大学等における修学支援の対象機関として新たに確認された大学等(確認大学等)が公表されました。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1421393_00001.htm
今年は対象外だったものの、来年から対象となる学校があります。