日本学生支援機構の貸与型奨学金は、 例えば「貸与金」などの用語に変える時期に来ているのではないか?

今年から給付型奨学金が本格化に実施されるようになりましたが、以前に比べると

「貸与型奨学金」という用語への違和感が更に高まったと、講演や個別相談をしている

と感じます。

「貸与型なのに奨学金という言葉はおかしい」という意見を聞くことがありますが、

奨学金は「学びを奨めるお金」という意味があるので、貸与型であれ給付型であれ、

間違いとは言えません(個人的には少し苦しい説明だとは思いますが)。

しかし、先の意見のように「おかしい」と私自身も感じるようにはなっています。

講演や個別相談で、日本学生支援機構奨学金を解説する際に、「貸与型奨学金

「給付型奨学金」とわざわざ言わなくてはいけないからです。

もう給付型奨学金ができたので、日本学生支援機構の貸与型奨学金は、

例えば「貸与金」などの用語に変える時期に来ていると思われます。

そうすれば、日本学生支援機構への批判も減るのではないでしょうか?

高校の教職員様や入試広報担当者様の説明負担も増えています

(保護者から「貸与なのになんで奨学金なのよ?」と詰められます…)。

日本学生支援機構の職員様は、このブログを読まれているはずなので、用語の変更を

進めていただければと思います。

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