講演時間は厳守が原則です。
極端でなければ、早く終わるのは許されます。
その場合は、質疑応答にあてれば良いですし、アンケート記入の時間に余裕が生まれる
からです。
しかし、延長は許されないことがほとんどです。
次の行事があったり、ホテルのような会場では、他の主催者が利用するからです。
ところで、弊所では、リハーサルでパワーポイントの時計で講演時間を計りますが、
進行状態や会場のコンディションなどにより、実際は異なることがほとんどです。
そのため、例えば、質疑応答を含まず60分の講演時間であれば、10分弱ほど
余裕をもたせるようにしています。
また、時計も大切で、標準時間と合っているかはもちろん、どうであれ1年に1回、
春に電池交換をするようにしています。
たまに、会場の時計が大きくずれていることがありますが、その場合は、念のため
主催者に確認します。
あと、手元のレジュメに終了時間を赤ペンで書いておきます。
そうしておくと、「終了時間はいつだっけ?」と講演中に焦らなくても済みます。
また、講演の直前に時計の針を睨んでおいて、「ここで終わり」と自分に言い聞かせて
います。
ちなみに、私は講演用にこの時計を何年も使っています。
シンプルで、薄暗い演台でも見やすい。
ベストセラーである理由がよくわかります。
値段が値段なので、毎年買い替えても良いのですが、愛着があります(笑)。
そのため、自分で毎年電池交換をして使っています。
でも、さすがに使い込んだので、そろそろ買い替えようかと思っています。