奨学金という言葉は「給付型」だけに用いるようにすれば、日本学生支援機構への批判も少しは弱くなるかもしれない

以前に比べると、奨学金は「借金」であるという認識が広がっていると感じます。

しかし、日本各地の高校の先生は苦労されています。

そのため、貸与型の奨学金について説明する際は、借金であることを強調しています。

利息付きである2種の割合が無利息の1種を超えたことや(といっても低利ですが)、

3か月延滞した際は、個人信用情報機関への登録が行われることなどから、日本学生

支援機構の奨学金は、教育事業から金融事業に変わったと言えます。

奨学金は「学びを奨めるお金」という意味がありますが、給付型だけに用いるように

すれば、日本学生支援機構への批判も少しは弱くなるかもしれません。