2018-01-01から1年間の記事一覧

下宿に悩む高校生たちを応援・支援してくれる、大家さん、会社などはいないか?

教育資金の個別相談をしていると、「下宿の問題を解決できないか」といつも 思います。 下宿をすると、自宅通学の倍はお金が必要になります。 自宅から通学できる範囲には、希望する学校がなかったりします。 下宿をしないと、進学自体ができない高校生たち…

広報誌に奨学金について載っていることがある -青森県の広報誌「県民だより あおもり」を読んでいるとー

市町村や都道府県といった地方自治体の奨学金は、例えば、日本学生支援機構の 「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」で調べることができます。 しかし、全ての自治体を網羅しているわけではないため、念のためホームページなど を確認する必要があります…

文理選択とオープンキャンパス

今は、多くの高校1年生が「文理選択」に悩んでいる時期かと思います。 夏には多くの学校でオープンキャンパスが開催されます。 模擬講義を聴いたり、体験実習をしたり、教員や在学生に質問をしたりすることが できることがあります。 インターネットや本な…

高校の先生の気遣いか?間違いか?

奨学金の個別相談をしていると、「高校の先生に1種か2種のどちらかしか申し込む ことはできないと言われましたが本当ですか?」と聞かれることが度々あります。 要件を満たしていれば、1種と2種を一緒に申し込む(併用貸与)ことはできます。 しかし、こ…

高校の先生と国の教育ローン

高校の先生にとって、予約採用は大きな負担と苦労を伴うものであるため関心が高い 傾向にあります。 一方で、国の教育ローンは保護者が直接申し込むものなので、パンフレットを配って 終わり、という場合が多いように思われます。 実際に、高校の先生と話し…

今年も日本各地の高校の先生が予約採用の手続きで苦労をされるのではないか

日本学生支援機構の奨学金制度が、昨年度と比べると変わっています。 しかし、利用法については大きくは変わらないため、説明会では、1種を希望する場合 の注意点について述べるに留まっています。 ところで、予約採用の資料を読んでいると曖昧な個所が散見…

教員免許を持っていれば奨学金の講演に有利になるか?

教員免許を持っていれば奨学金の講演に有利になるのかと質問を受けたことが あります。 しかし、教員免許の有無について、高校の先生や保護者から聞かれたことは ありませんし、ファイナンシャルプランナーの資格も同じです。 ちなみに、私は、教職課程を履…

学校や先生は15年も20年も学生の面倒を見続けることはできない

日本学生支援機構の奨学金には、減額返還や返還期限猶予といった制度があります。 これらの制度の特徴は、「利息が増えない」ことであり、借金の増加を防ぐことが できます。 学校や先生は、15年も20年も学生の面倒を見続けることはできません。 卒業後…

専門学校の一部の学科では、日本学生支援機構の奨学金の対象ではないことがある

専門学校の一部の学科では、日本学生支援機構の奨学金の対象ではないことが あります。 そのため、予約採用で決定通知を得たとしても、奨学金が利用できないことに なります。 専門学校への進学を希望されている場合は、念のため確認が必要になります。

学校の講演で観光?

学校で講演がしたいという方から相談を受けることがあります。 しかし、「観光ができるから」と仰られることがあります。 生徒の一生を左右することもあるため、間違いがないか、講演前は もう一度確認作業やリハーサルをします。 そのため、列車や飛行機か…

「社会的に偉い人」よりも、凸凹な人生を歩んできた講師の方が

講師になるには、凄い経歴が必要と思われていることがあります。 しかし、私がそうですが、特別な経歴や学歴そして資格は、多くの場合は必要とされ ません。 ところで、高校生を対象とした講演では、「集中して聴いてもらう」ことが求められ ます。 高校生を…

「奨学金と上手く付き合う方法」について言う方が

「奨学金を借りるな!」と言う人がいます。 なんとなくといった、いい加減な進学のために奨学金を借りることは、もちろん 避けなければなりません。 しかし、それでは問題は解決しません。 奨学金を借りなくても、人生の中では、住宅ローンや車のローンなど…

給付型奨学金の改正により想定されるトラブルは

日本学生支援機構の給付型奨学金の応募要件に「資産」が追加される予定です。 現時点では詳細は判りませんが、想定されることを書いてゆきたいと思います。 高校の先生や奨学金担当者にとって、所得証明書の収集や確認が大きな負担となって おり、またプライ…

奨学金制度の改正で高校の先生の苦労やプレッシャーはますます増えそうです

日本学生支援機構の奨学金制度が改正されるとの連絡を受けました。 2種の貸与額や秋募集以外に、給付型奨学金の応募要件も改正される予定です。 今でさえ、所得証明書といったプライバシーに細心の注意を払わなければいけない のに、さらに「資産」が要件と…

土地にも流行廃れがあるくらいなので

「不動産」といっても、土地にも流行廃れがあるくらいです。 そのため、学問に流行廃れがあってもおかしくはありません。 「手に職」な学問はほとんど無いのではないか?

おすすめの専攻を聞くよりも

おすすめの専攻を聞かれることがあります。 もちろん、答えはありませんし、「役に立ちやすい、立ちにくい」という違いは あるにせよ、全く役に立たない専攻はないと個人的には思っています。 すぐに古くなるし、専攻分野で死ぬまで食べてゆける人は少ないで…

「受験生が欲しい」又は「優秀な受験生が欲しい」

入試広報担当者様と話していると、「受験生が欲しい」又は「優秀な受験生が 欲しい」と仰られることがあります。 両者は似ているようで全く異なると思います。

高校の先生への予約採用についてのお願い

「奨学金は必要になったら申し込みます」という保護者を見かけます。 しかし、進学後の在学採用で不採用になって、初めて事の重大さに気付くようでは 遅いと言えます。 高校の先生にとって、予約採用は気が重いものであり、無給の下働きです。 そのため、な…

職業訓練校は何をするところなのか?

講師の教え方が下手だからと、行政にクレームを言う訓練生がいるそうです。 素朴な疑問なのですが、会社に入ってからも「先輩社員の教え方が下手だから、 社長にクレーム」を言うのでしょうか? 与えられた環境で「工夫をしながら」やってゆかなければ、転職…

この国には時限爆弾が…

国や自治体の借金、事業承継が上手くゆかない会社の借金など。 景気が良いそうですが、この国には「時限爆弾」が結構あるのではないか?

私が考える奨学金講演の成否のひとつは

奨学金講演の後は、質疑応答や個別相談があるのが普通です。 ご質問が、講演で述べたことであれば、私の力不足であり、必要なことが受講者に 伝わっていなかったことになります。 講演で述べたことを前提に、「私の場合はどうなるのか」といったご質問であれ…

奨学金破産と無理な進学を減らすには

奨学金での破産を避けるため、進学をするなと言うのは簡単です。 しかし、奨学金の問題は解決できても、就職や資格といったキャリア形成の問題を 解決することは難しいでしょう。 通学⇔通信⇔夜間といった、フレキシブルな学習体制と融通が利く単位互換制度が…

講師の経歴に「何かひとつ」を加えることで

講師の仕事を始めた頃は、講師の経歴なんてどうでもよいと思っていましたが、主催者 の方々と話していると「受講者は気になるものです」と仰られ、そんなものなのかと 思ったものです。 しかし、よく考えてみれば、私が受講者だったら、やはり同じように気に…

学費の問題は親子二人三脚で乗り切ってゆくが…

日本学生支援機構の奨学金は、高校在学中に「予約採用」で申し込むことができます。 高校によって多少時期は異なりますが、3年生の5月頃に受付が始まります。 高校は、生徒に対し、事前に予約採用の募集についてプリントを配布したりして周知に 努めるのが…

高校の先生に聞かれる奨学金関連のおすすめサイト

高校の先生に、「奨学金についての勉強がしたいがおすすめのものはないか?」 と聞かれることがあります。 その際は、「奨学金なるほど相談所」をご紹介しています。 生徒や保護者へのアドバイスに役立つサイトです。 もちろん、先生だけでなく、生徒や保護…

贅沢もせず、真面目に働いても、子供を卒業させられない世の中って

3人のお子様がいらっしゃるご相談者と話していると、思わず聞き直してしまうくらい (大変失礼いたしました)の貯金を用意されていました。 配偶者様が「ただただ働いてくれている」とのことでした。 しかし、お子様の年が離れていないため資金繰りが厳しく…

事務職の今後は

経理のような事務職は、業務で社外に人脈を作る機会が少ないし、ITやAIの発達 で「長い間その仕事をしている」といったノウハウでの差別化が難しくなると思われ ます(社会保険業務は経理以上に大変になるでしょう)。 独立は難しいし、転職は狭き門だし…

現状維持にならないように

3人のお子様がいらっしゃる受講者様から、3回目の受講の際に、「受講する度に 話の内容が変わっていて、資料が充実しています」とのご感想をいただきました。 現状維持にならないように、今後も試行錯誤を続けてゆきたいと思います。

配偶者の収入がなければ生活できないようなファイナンシャルプランナーに…

相談者とファイナンシャルプランナー自身の生活について話題になりました。 「配偶者の収入がなければ生活できないようなファイナンシャルプランナーに 相談したくないです」と仰られていました。 そのとおりだと思いました。

私が日本学生支援機構の奨学生だった頃の反省点

私が、日本学生支援機構の奨学生だった頃の反省点として、「奨学金専用の口座を 作らなかった」ことがあります。 生活費などと一緒だったので、ごっちゃになったままで卒業。 口座を分けておくと、明確になるだけでなく「学費を使い込んでしまう」といった …