5年前、ある高校で3年生の生徒と個別相談をした。
半年前に父親が自殺、生徒が発見して通報したそうだ。
帰りの電車で奥歯が痛くなった。
初めは原因がわからなかったけど、思い当たった。
個別相談の内容があまりにも厳しくて、聞いている間、無意識に奥歯を強く噛んで
いたのだ。
ところで、最近は、人身事故が多いように感じる。
今後はこのような相談が増えるのではないかと思っている。
5年前、ある高校で3年生の生徒と個別相談をした。
半年前に父親が自殺、生徒が発見して通報したそうだ。
帰りの電車で奥歯が痛くなった。
初めは原因がわからなかったけど、思い当たった。
個別相談の内容があまりにも厳しくて、聞いている間、無意識に奥歯を強く噛んで
いたのだ。
ところで、最近は、人身事故が多いように感じる。
今後はこのような相談が増えるのではないかと思っている。
春の予約採用講演会と個別相談業務がひとまず落ち着きました(緊急事態宣言が解除
されたため、急なご依頼があるかもしれませんが)。
昨年は中止や延期が多く、今年も緊急事態宣言と重なったことから、また同じでは
あったものの、その代わりに動画での依頼が多くありました。
動画は楽なようですが、ライブ講演とはまた別の難しさがあります。
意外なのが、ご依頼の件数で、実はコロナ前よりも増えています(しかしそのほとんど
が中止でしたが…)。
団塊ジュニア世代が保護者になり、家計に余裕が無くなっているだけでなく、
コロナ不況に入ったからだと思います。
直接のご依頼が増えましたが、理由は、「奨学金講師に間違った情報を受講者に
伝えられてクレーム処理に困った」と、数人の高校の先生が仰られていました
(台本の棒読みだけでなぜあんなに間違うのかといった御尤もな意見も)。
正確かつ最新の情報を常に把握し、生徒の希望の進路の実現に、微力ながらも資する
ことができるように努めてゆきます。
年々増えていると感じるのが、
「子どもが大学を卒業したら、離婚します(まだ夫は知らない)」
「別居しますが(まだ夫は知らない)、子どもを進学させたい」
「離婚の準備をしています(まだ夫は知らない)が、子どもを進学させたい」
「付き合っている人と再婚(事実婚もある)を考えています(まだ夫は知らない)が、
子どもを進学させたい」
など。
共通するのは…
・一刻も早く離婚・別居したい
・給付型奨学金や授業料の減免制度ができたそうだから、それを使って卒業させたい
・有利な離婚時期を教えてほしい
しかし、アドバイスの解釈の仕方によっては「奨学金講師が離婚をすすめた」と
言われかねないので、リスクが高く、正直なところ、お請けしたくない内容だ。
リストラ、減収、死亡(自殺を含む)、生活保護など、奨学金にまつわる
これらの話には慣れてはいるものの、離婚はまた「別の難しさ」がある。