先日、大阪工業大学で「工作・実験フェア2019 科学のとびらを開こう」が
開催されていました。
プライバシーがあるため、会場の写真は残念ながら載せられませんが活況です。
大阪工業大学は、摂南大学や広島国際大学などを擁す、常翔学園のひとつです。
常翔学園は、地域への貢献、というか「溶け込み」が昔から上手いと言えます
(良い意味でベタ)。
近畿大学のマグロのような実績も大切ですが、イメージもまた大切なのは確かです。
地元民から嫌われていたり、「何をしているのか知らない」ような大学では、
海外はおろか、国内でも今後の存続は厳しいと言えます。
少子化の時代は、動員数といった量よりも「生徒ひとりにかける質の高さと長さ」
と言えます。
これは何も理系の大学だけの話ではありません。
私が言うまでもなく、教育産業は斜陽の一途にあります。
意外なようですが、給付型奨学金や授業料等の減免制度が、大学や専門学校などの
淘汰や買収・合併を加速させるでしょう。
これといった売りや実績が無い文系の単科大学であっても、できることやすべきこと
はまだまだ多くあると思います。
これは専門学校や短期大学などでも同じです。