高校で奨学金の講演をしていると、FP(資格をもっている)の受講生がいることが
あります。
FPだけでなく「奨学金の専門家として認定されている」方も。
初めや途中から名乗る方もいれば、最後に名乗る方もいます。
前者は、「今後もよろしく」といった姿勢の方で好意的です
(残念ながら滅多にいませんが)。
しかし、後者は(こちらがほとんど)、保護者の質問というよりも、
「私を試す」ような敵対的な姿勢で、1000件で1件あるかないか
(というより今後ないだろう)といった事について質問してきます。
金融政策が何たらかんたら、統計資料の数字、また答えのない論争です。
「何、あの人?」といった、他の保護者の表情が壇上からだとよくわかります。
はっきり言って、ドン引きしています(空気読めよという雰囲気が漂っている)。
高校の先生は面倒臭そうです(会場の片づけを始めて私にサインを送ります)。
もちろん、高校や他の受講者に迷惑を掛けることになるので、回答そこそこ、
場合によっては例外的に打ち切るようにしています。