大阪の高校での話。
奨学金講演を終え、保護者と話していると、
「2年前、上の子のときに奨学金講演を聴いたけど、講師が形式的な説明だけしか
してくれなかった。今日の講演を聴いて初めてわかりましたが、20万円くらい
損をしたことになります」と仰られていました。
全く同じ条件と仮定して、受講者が100名とすると…
20万円×100名=2000万円の損ということになる!
これを日本全国で考えると…恐ろしい。
高校が依頼する奨学金講師によって、保護者に得をさせるか損をさせるか、大きな差
が出てきます。
不公平と保護者に言われても(言われることがある)、残念ながらこれが現実です。
ところで、奨学金アドバイザーの久米忠史氏の最新作
「 奨学金まるわかり読本2020 借り方・返し方・活かし方徹底アドバイス」
が1月24日(金)に合同出版から発売されます。
すでに予約販売を受け付けています。
「実務であるある」と思わず独り言を言いたくなる、頻出の相談事例が、本書には
惜しげもなく盛り込まれています。
損をしたくない保護者はもちろん、保護者や生徒へのアドバイスに自信がない、
進路指導の先生や大学や専門学校の職員には、不安を減らしてくれる頼もしい本
であり一読をおすすめします。
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