高校からライフプラン講座の依頼を受けることがあります(最近は原則としてお請け
していませんが)。
就職をして(公務員がベスト)、結婚をして、子どもをつくり、家を買う。
その間にしっかり老後資金を貯めておく。
こんな「シナリオ」を、高校側は期待しているものです。
しかし、弊所の講演では、考えるヒントを出すだけで、「自分で考えてみよう」
といった形式です。
ライフプランに答えなんてないからです(当たり前なんだけどわかってもらえない)。
奨学金と違い、ライフプラン講座に関しては、先生によって評価が極端で、
50代以降の先生には総じて悪く、氷河期以前の世代には総じて好評(というか
好意的)です。
公立高校(公務員)と私立高校(中小企業の社員と似たようなもの)でも違います。
一方で、生徒は総じて面白いと言ってくれますが…(お世辞でもありがとう)。
「そんなに上手くいくはずがない」
親が悪戦苦闘している姿を見て、そう感じているからなのかもしれません。