昨年の講演や個別相談では、「給付型奨学金をあてにしてはいけない」と、うるさい
くらい高校生や保護者にお話ししました(申し訳ございませんでした)。
令和2年度進学予定者の採用候補者数は97,838名と、やはり厳しい結果でした。
https://www.jasso.go.jp/about/disclosure/gyoumu/__icsFiles/afieldfile/2020/07/02/r1_hyouka.pdf
(P.34参照)
それでも、給付型奨学金をあてにした進学を予定されている高校生や保護者は多いと
思います。
実際、今年の講演や個別相談でもそのことがうかがえました。
特別定額給付金や持続化給付金などが個人や企業に支給されています。
そのため、学費でも同様の制度ができたり、救済策はあるのかといったご質問を
度々いただきます。
しかし、予算に限りはあります。
気持ちはわからなくもありませんが、貸与型奨学金や国の教育ローンなどが
学費や生活費の柱になることに変わりはないと思われます。