受験生を集められない学校は、「○○万円の奨学金!」といった目先の大きな金額で
PRをしがちです。
今までであれば、それでも問題は少なかったかもしれません。
しかし、今後は不況を覚悟しておく必要があります。
そのため、目先の大きな奨学金よりも、「日本学生支援機構の奨学金では不足する分の
卒業までの学費や生活費を支給します。アルバイトに頼る必要はありません」といった
「安心」を受験生や保護者に示す必要があると思われます。
あまりこういうことを書きたくはありませんが、レベルの高い大学を目指す高校生や
保護者ほど、長期的な視点で個別相談をされる傾向にあると感じます。
卒業まで安心できる奨学金制度を提供できる大学や専門学校は、多少レベルが
低かったり、人気が無かったりしても、受験者を集めることができるのでは
ないだろうか?