オープンキャンパスやホテルなどで大学や専門学校が合同で開催する相談会といった
進学イベントが中止になり、代わりにオンラインでおこなっているのを見かけるように
なりました。
受験生にとっては受難と言えますが、悪いことばかりではありません。
オンラインの良さを当事者別に挙げてゆくと
受験生…直接、教職員に質問できる可能性がある
実は、総合型選抜(AO入試)を大きく変えることが考えられます。
保護者…交通費や宿泊費の負担が軽減できる
遠方の場合、これはかなり大きい。
大学・専門学校…広告費の削減につながる、直接生徒や保護者に接触することができる
予算が年々削減されていることや、入場者数が総じて減っているため、オンライン化
は加速する。また、直接アプローチできることは「入学の確率を上げる」ことに
つながるはず。
進学イベントの存在意義については、高校の先生とここ数年は度々話題になっていた
テーマです。
オープンキャンパスについては、規模や回数の縮小はあるでしょうが、実物を見る価値
は高いため(というか必要だと思います)無くなることはないでしょう。
しかし、相談会については、今のままのやり方であれば、今後はわかりません
(思わぬ大学や専門学校に出会える良さはありますが)。