大学の教員も商人(あきんど)

世間一般の大学教員へのイメージは、「世間から隔離されたところで、何をしているの

かよく分らない人」というものだと思います。

発表は、誰も読まない紀要か学会で、評価も曖昧で「好き嫌い」の要素が強い(ここは

会社でも同じですが)。

しかし、今は、インターネットで世界中に研究発表ができる時代です。

実利が乏しい分野でも、やり方次第では注目を浴びて、研究資金の獲得につなげる

ことは可能でしょう。

趣味のような研究をしている教員を抱えている余裕は、今の大学にはありません。

大学の教員も商人になることが求められてきていると思います。