奨学金での大学の差別化は難しい

各大学では、競うようにして奨学金を新設しています。

しかし、奨学金で差別化を図ろうとしても、結局は「価格競争」になり、

財務が悪化しては元も子もありません。

ところで、学校独自の奨学金についての相談もありますが、
「卒業までの学費や生活費を確保できるのか」といったことを心配されて
いる保護者が多くいます。

4年先どころか、1年先もわからない時代です。

「目先の奨学金よりも、卒業までの安心を提供する」ことが大学には
求められていると感じています。