来年の奨学金講演のご依頼をいただきつつあります。
早期に開催する高校が増えていますが、奨学金制度が変わるので、
もっと後(2023年の予約採用の時期)に開催した方が良いですか?
というお問合せもいただきます。
以下の記事にスケジュールが載っていますが、
今年度内での開催でも特に問題はないのではとお答えしています。
フォローアップは随時させていただきますので、ご安心ください。
給付型奨学金の対象が拡大されるようです。
しかし、芸術工学やデータサイエンスなどのような、文理融合分野はどうなるのか
といった疑問があります。
専攻分野や在籍学部学科で不公平にならないことを(このままだとなるでしょうが)
願います。
ただでさえ複雑になっている奨学金制度が更に複雑になることになりますが、
高校の現場を見ていると「既に限界に達している」というのが私の感想です。
FP資格を持つ奨学金講師が高校に派遣されるようになって5年ほどになりますが、
もう結論は出たはずです。
ところで、高校で金銭教育が始まりましたが、盛り上がりに欠けている感じが
しています(おそらくこのままでしょうが)。
これ以上、高校の現場を混乱させていいのか? そう思わずにはいられません。
株式会社矢野経済研究所の「国内のおひとりさま関連市場(13市場15分野)」を
見ていると、賃貸住宅市場が着々と伸びていることがわかります。
他の関連市場との相乗効果も高いであろうことから、さまざまなビジネスが
考えられ、また伸びるのではないかと思っています。
日本学生支援機構のホームページに
https://www.jasso.go.jp/news/1201755_1579.html
「札幌高等裁判所判決を踏まえた今後の保証人への対応について」が
示されています。
これから春の奨学金講演が本格化しますが、既に夏以降の講演のご相談をいただいて
います。
ご相談の詳細をここで書くことはできませんが、「ある変化」を感じます。
ところで、ご担当いただいていた先生が、定年退職を迎えられることが
多くなりました。
後任の先生をご紹介いただきますが、総じて若い(保護者対応が大変でしょうが…)。
あるベテランの進路指導の先生と話していると、
「今の若い先生は大変ちゃうか。生徒も親もいろいろで、悩みもホンマに信じられへん
ようなもんがある。昔は見た目でヤンキーかどうか判ったけど、
今の高校生は違うもんな。受験も一般と推薦みたいな単純なもんと違う。
昔みたいに偏差値54やから、お前は○○大学受けろみたいな単純な進路指導が
今はでけへんもんな。もう、私もついていけてないわ。」
若い先生と話していると、生徒や保護者よりも「自分自身の」悩みをお聞きすることが
よくある。
内容をお聞きしていると、鬱病で休職も理解できなくはない。
生徒も親も変化している。
先生が世代交代している。
教育支援業の役割も変わるはずだ。
春の奨学金講演のご依頼をいただきつつあります。
そのため、最新の制度や事情に対応したレジュメを、生徒や保護者そして
教職員の皆様にご利用いただけるように、改訂作業を進めています。
また、昨年ご質問の多かった箇所についても反映しています。
毎年ご依頼いただいている高校様からの、「保護者からのクレームが無くなった」
「自信をもって指導ができるようになった」「教職員の負担が軽くなった」など、
お褒めの言葉が励みです。
「長年の疑問が解決できた」と、ベテランの先生に仰っていただけるのが嬉しいです。
日本最強の奨学金レジュメ?(自称)を目指します。
ところで、講演をご依頼いただいたことがない高校様から、指導や研修で使いたいので
レジュメが欲しいとご要望をいただくことがありますが、講演のみで配布させて
いただいています。何卒ご理解いただければ幸いです。