晴れた日(予約採用)に傘(奨学金)を余裕をもって(多めに)借りておこう

奨学金を借り過ぎないようにしましょう」

よく奨学金講師が講演で使う言葉です。

(受講者からすれば、そんな抽象的な言葉を言われても、どうすれば良いんだよと

ツッコミどころ満載ですが)

それはごもっともですが、無理なアルバイトをした挙句の果てに、留年や中退と

いった、本末転倒なことになりかねません(奨学金も止まります)。

弊所の講演では「在学中は無利息なので、初めは余裕を持って多めに借りておいて、

様子を見てから減額してもよいのでは?」と話しています。

借金は嫌なものです。

しかし、日本学生支援機構の貸与型奨学金は、2種であっても在学中は無利息、

繰り上げ返還も可能、何の実績がなくても「進学したい」という理由だけで、

数百万円の大金を、無利息かウルトラ低利率で借りることができます。

これほど有利なファイナンスを受けられるのは、一生に一度あるかないかでしょう。

経営者の保護者に、日本学生支援機構奨学金について話すと、その有利さに驚かない

方はいません。

企業経営の心得で「晴れた日に銀行から傘を借りておくこと」とよく言われますが、

雨が降ってから慌てて借りようと銀行に駆け込んでもほとんど相手にされません。

また、余裕がない資金繰りでは、いつ倒産してもおかしくはありません。

学費や生活費が賄えないことなどで、学生が中退をしなくてはならない状態になって

いることが問題になっていますが、晴れた日(予約採用)に傘(奨学金)を

余裕をもって(多めに)借りておくことです。

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