うるさいですが少子化です。
報道を見ても、全国の多くの高校で、定員減と減級です。
最近は、大学のように全国から生徒を募集する公立高校が各地に現れています。
以前から、高校でも下宿はありました。
しかし、それは主に私立で、スポーツであったり、超進学校だったり、通学が困難な
生徒を受け入れるためでした。
今は違う。
各校が工夫して、少人数、地域特性を活かしたカリキュラムや魅力ある学校にしようと
している。
私立ならわかるけど、なぜ公立で?
高校の閉校は、特に過疎地にとっては深刻な問題です。
若い子どもがいない地域は寒々しい。
ボディーブローのように、後で地域に影響を及ぼすことになる。
公立であっても「減級か」と、のんきなことを言ってはいられない。
それくらい厳しい状態になっている。
これからはもっとだ。
今後の教育は「数から質へ」
これは、強調してもし過ぎることはないだろう。
ところで、動員数を競っていた進学情報会社も、進路のミスマッチがない(卒業を
ちゃんとする)ようにする生徒へのマーケティングが、大学や専門学校から求められる
ことになるはずだ。