気の利いた、ひと言、ふた言のアドバイスはAIにはできない

大前研一氏の「サラリーマン・サバイバル」を読み直した。 

手元にある初版本は1999年、20年前に書かれた本だ。

「士ビジネスはCD-ROMに駆逐される」

大学院生だった当時の私には衝撃的だった。

定型的な業務はコンピューターに負ける。

しかし、「気の利いた、ひと言、ふた言のアドバイス」は、コンピューターには

できないし、そのとおりに従うのは危険だったりする。

この「気の利いた、ひと言、ふた言のアドバイス」は人間にしかできないものであり、

付加価値である。

私が生業としている奨学金講演でも、台本を用意して話すだけなら、少し練習すれば

FPでなくても誰でもできる。

誰にでも同じことを話すのであれば、インターネットに動画を置いておけばよい

だけだ。

保護者や生徒は、貴重な時間を割いて講演会場に行かなくてよい。

個別相談でも同じで、「よくある質問」を機械的にしか答えられないFPは不要。

インターネットで調べれば済む話だ。

「あなたの場合は」こうした方が良い、が答えられなければならないのだ。

 

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