奨学金の個別相談では「教育資金だけでなく、保険や住宅ローンなどをトータルで
考えアドバイスしなくてはならない」と考えているFP(特にペーパー)がわりと
います。
FPの教科書がそうだから、「だからFPなんだ(キメ顔)」と言われるかも
しれません(ところで、保険などの金融商品に拘る理由はなぜなんでしょうか?
本来の目的を忘れ、邪な下心で保護者に接して、後で高校に迷惑を掛ける行為は絶対
に許されません。私なんて名前くらいしか言いません)。
しかし、実際(実務)にやってみるとわかりますが、「そんな余裕はありませんし、
相談者はそんなこと望んでいませんし、期待していません」
そんなFPに限って「何もかもが中途半端」、肝心の奨学金や教育ローンがさっぱり
で、相談者は口には出さないものの、不満をもちながら(このFP能書きばかりで
使えないなーったく)帰ってゆく…。
多くの保護者がいる体育館で、現場で苦労されている高校の先生にこき下ろされない
だけマシですが。
奨学金の相談は、FPの教科書通りにはいかないし、実際全く足りません。