給付型奨学金や授業料等の減免制度の対象校になるかについては、9月20日頃に
公表される予定です。
ところで、個別相談でも、「給付や減免が受けられるから就職活動から進路変更した」
という生徒や保護者が多くいました。
高校の先生と話していても、「給付型奨学金ができるため、進学を希望する生徒や
進学をさせたがる保護者が増えた」と仰られます。
ということは、給付型奨学金や授業料等の減免制度の対象校になれなかった場合は、
受験生・入学生の大幅減となる可能性があり、翌年以降の学校経営に大きな影響を
及ぼすことは必至と言えます。
また、言うまでもなく、高校の先生も対象にならない学校への進学を勧めないはず
です。
一度、対象外になると、復活するのはかなりの困難を伴うことは容易に想像できます。
今年は何とか対象校になれても、しかし少子化です。
安泰という言葉はありません。
今後の数年間は、閉校だけでなく、定員減、買収や合併などが活発になると予想して
いますが、スピードが追い付かず、受験生と在学生に多大な迷惑と損害を与えるような
ハードランディングになることは避ける必要があります。