進学が不利な地域、交通が不便な地域を重点に業務をしてゆきたい

先日、山形県鶴岡市にある高校様を今年も訪問させていただきました。

進学校なだけでなく、文化人などを多数輩出し続ける素晴らしい高校様です

(人も地域も)。

大阪市から鶴岡市までは、飛行機や新幹線などいくつかの移動手段がありますが、

かなりの時間がかかるため宿泊が必要になります。

私は仕事なので当然のことですが、高校生の立場であればどうだろうか?

「文理選択」といった、生徒を対象とした講演では、オープンキャンパスへの参加を

促しますが、それは交通の便が良い高校であり、地方の高校では気軽にはできません。

そのため、交通の便が良い高校では「皆さんは恵まれています」と、つい言ってしまい

ます。

地方の高校生は、受験もオープンキャンパスの参加もかなり苦労します。

下宿をするともっと大変です。

奨学金の講演をしていると、いつもこの問題を考えます。

来年は、「下宿が必須、自宅通学が困難な高校生の進路の選択肢を増やす」新規事業を

始ます。

進学が不利な地域、交通が不便な地域を重点に業務をしてゆきたいと思っています。