FPが判断を誤ると、生徒や保護者はずっと「後遺症」に苦しむかもしれない

日本学生支援機構が、FPを高校に派遣して奨学金について説明をする
制度が始まりますが、「FPよりも詳しい先生は多くいる」というのが、
現場での実感です。

長男長女の学費で苦しみ、乗り越えた経験がある保護者も同じです。

「FPのテキストには載っていない」相談が、現場では多くあります。

母子家庭は珍しくありません。

住宅ローンの返済が滞っていて競売になるかもしれない。

自己破産している。

その他にも、聞くに堪えられない、辛いご相談もあります。

それでも、出せるだけの力を出し、進学に向かってもらわなければ

なりません(私の能力不足を棚に上げて)。

FPはその場だけかもしれませんが、生徒や保護者は、奨学金や教育ローン
と最低でも10年近く付き合ってゆくことになります。

FPが判断を誤ると、生徒や保護者はずっと「後遺症」に苦しむかも
しれないのです。