専門学校の一部の学科では、日本学生支援機構の奨学金の対象ではないことがある

専門学校の一部の学科では、日本学生支援機構奨学金の対象ではないことが

あります。

そのため、予約採用で決定通知を得たとしても、奨学金が利用できないことに

なります。

専門学校への進学を希望されている場合は、念のため確認が必要になります。

学校の講演で観光?

学校で講演がしたいという方から相談を受けることがあります。

しかし、「観光ができるから」と仰られることがあります。

生徒の一生を左右することもあるため、間違いがないか、講演前は

もう一度確認作業やリハーサルをします。

そのため、列車や飛行機から風景を見る余裕があまりありません。

また、日帰りであることが多いです。

観光がしたいのは本音ですが、残念ながら、できていないのが実情です。

「社会的に偉い人」よりも、凸凹な人生を歩んできた講師の方が

講師になるには、凄い経歴が必要と思われていることがあります。

しかし、私がそうですが、特別な経歴や学歴そして資格は、多くの場合は必要とされ

ません。

ところで、高校生を対象とした講演では、「集中して聴いてもらう」ことが求められ

ます。

高校生を対象としているため、「社会的に偉い人」が講師というイメージがあるかも

しれません。

そのような方が講師であることも多くありますが、残念ながら、私にはこれといった

取り柄がありません。

今の高校生の保護者は、おそらく40代後半くらいが多いでしょう。

リストラ、失業、無事に定年を迎えられるか、不透明で不安定な世代です。

そのため、「社会的に偉い人」よりも、凸凹な人生を歩んできた人の方が、高校生を

対象とした講演の講師として適しているのかもしれません。

「転んでも起きる」ことを伝え「勇気付けられる」講師の方が、高校生を惹きつけ

られる可能性が高いのではないだろうか?

「奨学金と上手く付き合う方法」について言う方が

奨学金を借りるな!」と言う人がいます。

なんとなくといった、いい加減な進学のために奨学金を借りることは、もちろん

避けなければなりません。

しかし、それでは問題は解決しません。

奨学金を借りなくても、人生の中では、住宅ローンや車のローンなどもあります。

借りるなというのは簡単です。

奨学金と上手く付き合う方法」について言う方が、親切ですし、難しい。

また必要なことではないかと思います。

給付型奨学金の改正により想定されるトラブルは

日本学生支援機構の給付型奨学金の応募要件に「資産」が追加される予定です。

現時点では詳細は判りませんが、想定されることを書いてゆきたいと思います。

高校の先生や奨学金担当者にとって、所得証明書の収集や確認が大きな負担となって

おり、またプライバシーの観点から「扱いたくない」という声を多く聞きます。

所得に関しては、将来的にはマイナンバーに替わってゆくものと思われます。

しかし、現金を紐付けられるかを想像すればわかることですが、マイナンバーで

資産の全てを把握できるようにすることは、かなりの困難が伴うと思われます

(現金が「最高の匿名取引の手段」だということもまたわかります)。

所得証明書の提出だけでもかなりの抵抗感があるのに、「資産」まで提出となると、

プライバシーも何もあったものではありません。

日本学生支援機構が、高校の先生を「無給で下働きさせる」姿勢を変える様子は、

現在のところありません。

高校の先生がトラブルに巻き込まれないかが懸念されます。

奨学金制度の改正で高校の先生の苦労やプレッシャーはますます増えそうです

日本学生支援機構奨学金制度が改正されるとの連絡を受けました。

2種の貸与額や秋募集以外に、給付型奨学金の応募要件も改正される予定です。

今でさえ、所得証明書といったプライバシーに細心の注意を払わなければいけない

のに、さらに「資産」が要件として追加される予定です。

高校の先生の苦労やプレッシャーは、ますます増えそうです…。

土地にも流行廃れがあるくらいなので

「不動産」といっても、土地にも流行廃れがあるくらいです。

そのため、学問に流行廃れがあってもおかしくはありません。

「手に職」な学問はほとんど無いのではないか?