日本学生支援機構の奨学金制度が改正されるとの連絡を受けました。
2種の貸与額や秋募集以外に、給付型奨学金の応募要件も改正される予定です。
今でさえ、所得証明書といったプライバシーに細心の注意を払わなければいけない
のに、さらに「資産」が要件として追加される予定です。
高校の先生の苦労やプレッシャーは、ますます増えそうです…。
「不動産」といっても、土地にも流行廃れがあるくらいです。
そのため、学問に流行廃れがあってもおかしくはありません。
「手に職」な学問はほとんど無いのではないか?
おすすめの専攻を聞かれることがあります。
もちろん、答えはありませんし、「役に立ちやすい、立ちにくい」という違いは
あるにせよ、全く役に立たない専攻はないと個人的には思っています。
すぐに古くなるし、専攻分野で死ぬまで食べてゆける人は少ないでしょう。
研究のプロセスが役に立つのであり、それよりも、フレキシブルに生きられる
ようにしておくことの方が大切ではないだろうか?
入試広報担当者様と話していると、「受験生が欲しい」又は「優秀な受験生が
欲しい」と仰られることがあります。
両者は似ているようで全く異なると思います。
講師の教え方が下手だからと、行政にクレームを言う訓練生がいるそうです。
素朴な疑問なのですが、会社に入ってからも「先輩社員の教え方が下手だから、
社長にクレーム」を言うのでしょうか?
与えられた環境で「工夫をしながら」やってゆかなければ、転職を繰り返して
最後には…。
職業訓練校は、技能の習得以外の「訓練」をするところでもあるのではない
だろうか?
国や自治体の借金、事業承継が上手くゆかない会社の借金など。
景気が良いそうですが、この国には「時限爆弾」が結構あるのではないか?